お知らせ

 

 

いつも習字レクを遠巻きに眺めていたとあるご利用者。

参加しないか声掛けするも「そんなん、できないわ。」と、

自信がなさそうにその場を離れていってしまいます。

 

ある日、いつものように習字レクの様子を眺めておられましたが、

ふと「やってみるわ。」と椅子に座り筆を持ち始めました。

最初は職員が手を添え一緒に書いていきます。

 

 

 

「なんとか書けたな。」と納得の表情をされていました。

 

 

また、次の習字レクリエーションの日も自ら参加しに来られました。

 

 

今日は職員の手を借りず、自分の力で書いていきます。

 

 

とても真剣な表情でシャンと背筋を伸ばして書かれる姿には、

習字独特の「緊張感」と昔から馴染みの「安心感」を感じました。

 

少しずつ感覚を思い出しながら習字レクリエーションに参加し続けていただくことで、

これからも楽しく有意義な毎日を過ごしていただけるよう支援していきます。