リハビリテーション室での取り組み
老健の個別リハビリでは、在宅復帰に向けて福祉用具の選択や
実際の生活動作を想定した練習も行っていますのでご紹介します。
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◆まずは歩行◆
シルバーカーは使う方の身体機能や認知機能を考慮して選びます。
そして実際に歩いて頂き、歩き方だけでなく視線の向きや姿勢の確認をします。
ブレーキの形や位置、肘を置く高さが違うだけで歩く姿勢は変わります。
ちょっとしたことですが、ここを適当にしてしまうと
『歩きにくい』『しんどい』
だけでなく腰痛や膝痛の原因になることも…。
◆次はエレベーターの操作練習◆
施設では職員がボタンを押すことが多いので、
どうやったかな・・・と忘れてしまう方もいらっしゃいます。
◆こちらはベランダへの出入りを想定した練習◆
実際の生活では右手に洗濯かごを持たないといけませんが、まずは段差昇降が
できるかです。これが難しければ洗濯を干す場所を考えなくてはいけません。
◆配膳・下膳の練習もします◆
リハビリでは、両手を離して立てるか、身体を捻ったり屈んだりができるか、
またその時にふらつかないか、
さらにお盆を持って屈む・持ち上げるなどの動作ができるか、・・・など確認をします。
この後、実際の食事の場面でも配膳・下膳をご自身にて行って頂きます。
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今日ご紹介したのはほんの一部分ですが
老健のリハビリは、病院で
『治した体』
を、今後の生活に活かしていくために様々な練習を行っています。
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