黒豆企画
年末ということもあり、フロアで黒豆を炊きました。
昔、お総菜屋さんを営まれていたご利用者の指導のもと、職員と栄養士も一緒に黒豆を炊きました。
出汁の味見をして頂き「まだ薄いなあ」とのことでみりんを少し加えたらいいよとアドバイスをいただき、何度か味見をして大丈夫とのことだったので、出汁に黒豆を入れてじっくりコトコト煮ていきます。火を入れてから黒豆を冷蔵庫で1日寝かせると味がしみ込んでおいしいとのことで冷蔵庫に入れて次の日を待ちました。
次の日、味見をして「うん。おいしい」と納得されていました。「昔はよくお父さんに怒られながら炊いたわ」と昔の思い出をお話して下さいました。出来上がりをご覧になっていたご利用者様に炊いた黒豆を取り分け、振舞われていました。
ご本人曰く「70点の出来やな」とのことで私たちもまだまだ勉強していかねばと感じました。少しだけ昔に戻られ、職員に対しての的確な指示と味見をされる真剣な表情にご本人の輝いていた時代をみることができました。