“2025年問題を抱えて”教育研修の開催
-保健医療福祉の動向・看護と介護の協働・リスクマネジメント-
12月20日(土)本施設内にて法人の職員教育の一環として、小田美紀子 講師(兵庫県看護協会専務理事)による教育研修が開催されました。
今回は、「2025年問題」に対応するには何が大切かをテーマに「保健医療福祉の動向」・「看護と介護の協働」・「リスクマネジメント」他、盛りだくさんのプログラムで研修が行われました。
研修内容は、今後、医療介護のニーズが増す中、法人理念を達成するために施設間の連携、他職種の理解と連携(チームケア:医療・介護の各職種の強みを理解、違いを認識、壁を感じない連携など)やご利用者・ご家族との連携及びケア(連絡の取り方、情報交換や介護するキーパソンの仕事を辞めさせないケア等)が大切な要素となることについて学びました。
また、講師の先生ご自身も特に印象深いと話された、人が生きるために必要なことは、“居場所”“味方” “誇り” の三つが生きがいを持って暮らせることであるとの言葉が印象的でした。
更に、リスクマネジメントにおけるヒューマンエラーの発生原因、ヒヤリハットへの取り組みの大切さ、総括として“各施設が目標に向かってそれぞれの専門性を活かして他職種が協働できる組織づくり”が大切であるとの内容に参加職員は熱心に耳を傾けていました。
研修は、参加職員に解りやすく具体的な事例が挙げられ、小田講師からテーマ毎に個々の考え方や意見を聞き取り、また職員間で意見交換を行うなど、職務への意識付けがより高くなりました。
参加職員も“これからの医療介護に何が求められているのか”を考え、明日からの業務に繋げて行きたい、更なるスキルアップが大切だと感じる研修会でした。
職員研修は次回(2月)も、計画されており、法人全体で全職員が研修に取り組んでいます。
(教育研修部門)