“明石恵泉福祉会「法人合同文化祭」の開催”
〈施設入居者作品展示会〉
11月1日、2日に本法人7施設の「合同文化祭」が開催されました。
文 化祭の会場となった介護老人保健施設の展示ロビーや特別養護老人ホームの展示室には、ご利用者の方々がこの1年間季節感を感じながら作業レクレ-ション等 を通して作られた作品や、文化祭を目標に半年から1年間を通して制作された手作りの作品、約300点が展示され、ご利用者の皆さまとご家族様が一緒に和や かに観覧されていました。
作品作りを通して、ご利用者同士で昔の思い出を語り合ったり、職員とのふれあいを感じながら、“日常生活の中から何かに挑戦したいというご利用者の皆さんの前向きな気持ちと、健康の足跡が作品に表現されており、充実感や満足感が漂っていました。
〈文化祭基調講演〉
文化祭初日には、「がんばらない介護」を日本で初めて提唱された、野原すみれ先生をお招きし、「介護を一人で背負わないで…がんばらない介護」と題し、基調講演が第2ケアハウスシネマホールにて行われました。
講 演会には職員をはじめ、地域のケアマネージャーの方々や民生委員の方、ボランティアの方々など100名が参加し、介護に対する心構え、心のケアや地域、周 囲への情報発信、公的サービスの利用、有償介護、ノートの活用、男性による介護の特徴など、数々のテーマについて貴重なお話をお聞きすることができまし た。
先生のお話の中で「優しく柔らかく寄り添い、家族としてできる介護」という言葉が印象的でした。
今後も本法人では、文化祭を通して、皆様の新しい発見、学び、出会い、“きずなを結ぶ場”となるよう願っています。
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※この記事は旧ブログ:スマイルナビ からの転載です
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