明石恵泉「合同文化祭」
11月1日~3日の3日間、本法人7施設の「合同文化祭」が開催されました。
今回の文化祭は、ご利用者の方がこの1年間季節感を感じながら作業レクレ-ション等を通して作られた作品や、絵画、書道、編み物、陶芸などさまざまな作品が数多く展示され、ご利用者の皆さまとご家族様が一緒に和やかに観覧されていました。
また、文化祭初日には、長谷川式認知症スケール(HDS-R)を開発、常に認知症医療界の第一人者として時代を牽引された長谷川和夫先生をお招きし、「認知症ケアの基本課題~今とこれから~」と題し、基調講演が第2ケアハウスシネマホールにて行われました。
講演会には本施設職員をはじめ、他の福祉施設のケアマネージャーの方々や、地域の民生委員の方々など100名が参加し、認知症のケアに対する知識や心構えについて貴重なお話を聞くことができました。
先生のお話の中で印象に残ったのは、その人を中心にした「ケア=パーソンセンタードケア」
“人間としての尊厳性(今、ここにいる存在が尊い)その人らしさを大切にする。”
この言葉に認知症ケアのスキルが凝縮されているような気がします。「その人によりそう、心で寄り添う」聴講者の皆さんに語りかけるような先生のお話しぶりは“より添うような優しさ”に満ちあふれ、その優しさが秋の柔らかな日差し(光)のように思えた講演会でした。
今後も本法人では、文化祭を通して、皆様の新しい発見、学び、出会い、そしてふれあいの場となればと思っております。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※この記事は旧ブログ:スマイルナビ からの転載です
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━