リハビリより『将棋の輪』
通所リハビリでは、将棋を楽しまれる方々がおられます。
元々趣味でしている人、昔やっていたけれど、今では全然触れることもなくなった人、前から、やりたいなあと思っていて、なかなか踏み出せていない人…など、様々です。
その中に、いつも一人で将棋の本を片手に、頭の中で詰将棋をされている方がおられました。
長い間、誰かと対戦することはありませんでしたが、この度、ひょんなことから、他の利用者様との対戦が実現しました。
対戦中は、これまで見たことないような活き活きとした表情で、真剣勝負を楽しまれていました。
それ以降、通所リハでの将棋が楽しみとなり、自ら対戦相手に声を掛けたり、将棋の時間を作るために、運動プログラムに早めに取り組め始めるなど、行動も変わってこられたように感じます。
また、対戦していると、周囲に人が集まり、また新たなつながりが生まれることも…
将棋というひとつの作業で、人の行動や習慣が、大きく変わるできごとでした。
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