老健リハビリより~季節を感じられる作業活動のひとコマ~
~紫陽花とラベンダーを花瓶に差して頂きました~
老健にて週三回、個別リハビリで担当させて頂いている90代のKさん。
施設生活は車椅子での移動が自立出来ている方です。
運動の自主練習や周囲のご利用者と一緒にぬり絵や体操にも参加されていますが、「一日が長く感じる」と口にされる事もあります。
自然がお好きなKさんに、季節感や楽しみを感じられる機会として、今回、個別リハビリにて施設の玄関先に咲いている紫陽花をご自身で選び、花瓶に差して頂きました。
「きれいね。すごいね。どれがいいかな」
と話されながら、どの紫陽花が良いか熱心に探されていました。
ご自身で選ばれた紫陽花を、どのくらいの長さにカットするかも決めて頂き、はさみでカットする作業もお願いしました。
全体を見ながら、紫陽花の葉っぱもハサミでカットし、きれいに整えて頂きました。
全体を何度も確認しながら、紫陽花の配置を考えられていました。
いきいきとした表情でとても集中して作業されており、いつもとは少し違ったKさんの姿が見られました
「紫陽花とラベンダー」です。
完成された作品は、ご本人が生活されているフロアに飾りました。
次の個別リハビリの時間に、新しい紫陽花を選び、花の水替えも一緒にして頂きました。
「きれいね」と、とても良い表情で感想を話されていました。
単調になりがちな施設での生活の中で、ご自身で挿した紫陽花の花瓶を見る事で、季節を感じ、ちょっとした楽しみの時間に繋がると良いなと考えています。
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